- 2012.10.30
- 知っトク
お役立ち情報(オール電化編)NO2
Q2:停電になると困るから、ガスは残したほうがいいですか?
オール電化だと、停電の時、どうするの、困るんじゃないですか?
それにお風呂もダメでしょ?
電気だけになるのはイザという時、不安だし・・・・・ やっぱり、ガスは残したほうがいいのかな?
いいえ、そんな事はありません。全然大丈夫ですよ。
なぜ、オール電化にしても『問題はない』と断言できるのか?
A2:ガスを残しておいても、停電になったら使えません。唯一使えるのは、電池式のものだけです。
解説:オール電化じゃなくても、停電になったら家のほとんどの電化製品は使えません。使えるのは、電池式のコンロか石油ストーブくらいです。
当然、電気制御しているガス給湯器や灯油ボイラーは使えないのでお湯は出ません。
ガスを残さなくてもいい理由は3つ
①ほぼすべての電化製品は停電になると使えなくなる。
コンセントがついている商品は停電になると使えないですから、熱源がガスよ灯油の給湯器やストーブでも使えなくなります。おそらく、電池式のガスコンロくらいしか使えません。
②1時間以上の停電は、今の時代ありえない。
最近、1時間以上の停電ありましたか? 多分なかったと思います。中部電力は停電が起きても15分以内で復旧するように頑張っています。
大きな事故や災害がない限りは、大規模な長時間の停電はないので安心してください。
③災害時のライフラインの復旧は電気が一番早い。
『災害時になると何時間も停電する!』という印象がありますが、ガスも同様で、二次災害を防ぐためガスもストップします。水道・電話・電気・ガス等のすべてのライフラインが止まりますので、何も使えません。
阪神大震災では、電気は3日後に復旧し、電話は14日、上水道は73日、ガスは84日かかりました。電気が一番早いんです。 ですので、停電時の事を考えてガスを残すのは、あまり意味がありません。
発電機か蓄電池がないと全く意味がありません。
ちなみに、エコキュートは、貯湯式ですので停電になっても・・・、お湯(水)が使用できます。
次回は、電気が売れる!
太陽光発電は何年でモトがとれるのか? をお届けします。