- 2012.12.04
- 知っトク
お役立ち情報(太陽光発電編)NO6
Q6:養老町や上石津町は雪が降るけど、太陽光発電は本当に大丈夫?
本格的に寒くなってきましたね。店内の飾りも冬仕様にしました。
風邪をひきやすい季節なので、お身体には気をつけてネ!
さて、雪が降ったら、太陽光発電は全然ダメでしょう?
養老町や上石津は年に2回〜3回は大雪が降るけど、瓦は大丈夫
なの?重みで割れたりしない?
大阪や九州ならまだしも、・・・雪が降ってると、発電しないんでしょう?
ご安心下さい。逆に、雪が降って積もった方がいいこともあるかもね。
A6:雪の反射で、発電量がアップします。太陽電池モジュールに
積もった雪はすぐ滑り落ちますよ!
◆“雪焼け”という言葉をご存知ですか?
積雪に反射した太陽からの紫外線によって日焼けすることです。
積雪面は紫外線の反射率が90%もあり、積雪のあるところは単純に
計算して無積雪のところの1.9倍もの紫外線を浴びる事となります。
例えば、札幌の積雪地の2〜3月の紫外線量は、4〜7月の紫外線量に近くなるそうです。
ということは、太陽光発電は〝紫外線〟で発電しますので、雪が降る地域でも発電量は期待できます。
実際、東京都と富山県の年間発電量を調べてみると、・・・・・
富山県 3413KWh
東京都 3612KWh
と同水準の結果が出ています。
「夏場の発電量はほぼ変わらず、冬場の日照時間は東京の方が多いものの、積雪時には雪面からの反射効果が得られるため、最終的には発電量に差が見られなかった」と新聞(北日本新聞)に掲載されています。
確かに、日本海側は太平洋側と比べると日照時間は少ないのですが、雪の反射で発電量がアップしますので国内であればそう大差がありません。
それに、太陽光電池モジュールに積もった雪はすぐに滑り落ちますので、冬でもしっかり発電しますし、瓦が割れたりすることもありません。