- 2012.10.29
- 知っトク
お役立ち情報(オール電化編)NO1
Q1:今までの鍋が使える『オールメタル対応』のIHクッキングヒーターって本当のところどうなの?
※オールメタル対応IHクッキングヒーターとは、アルミや銅鍋が使えるパナソニック製のIHクッキングヒーターの事です。
やっぱり、今までの鍋が使える
オールメタル対応のIHのほうが、いいわよね?
みんなどうしてるの?
多少、高額でも
鍋を全部交換することを考えたら、
オールメタル対応の方がいいんじゃないの?
いいえ、そんな事はありません、
というか、私はおすすめしません。なぜ、便利そうに思えるオールメタル対応をすすめないのか?
その理由は、
A1:今までの鍋が使えるといっても、すべての鍋が使えるわけではありません。それに、熱効率が悪くなって電気代に負担がかかります。
解説:オールメタル対応IHクッキングヒーターはアルミや銅鍋が使える画期的な商品ですが問題もあります。
主な問題点
①あなたが持っている鍋は使えないかもしれません
鍋底が、2mm以上そりがあったり、脚があったり、丸いと使えませんし、
調理物と合わせて700g以上ないと使えません。
②熱効率が下がると、調理に時間がかかり、電気代が高くつきます。
アルミ銅鍋を使うと熱効率が下がります。
カタログなどでは2割程度熱効率が下がると記載されていますが、実際はもっと下がるように感じてしまいます。
当然、電気代も余計にかかります。(IHはエアコン同様200V電力が必要です。)結局、IH対応の鍋を買い換える人が多いみたいです。
③本体が高額なので、逆に新しく鍋を買い換えたほうがお得になるような気がします。
一番の理由がこれ。オールメタル対応は普通のIHと比べて10万円も高いのです。
10万円もあれば、余裕でTーfal(ティファール)なんかの海外高級ブランド品やヨシノの鍋が一式揃ってしまいます。月々の電気代と本体価格を考えると普通のIHにして鍋を一式買い換えた方が断然、お得になります。
ですので、IHはオールメタル対応ではなく、普通のIHで十分です。
ほとんどのお客様は鍋を新しく買い換えて、気持ちよく調理されています。
鍋に愛着があって『この鍋でず〜っと調理したい』と思わなければ、普通のIHの方が経済的ですし、気持ちいいですよ。
次回は、停電になると困るから、ガスは残したほうがいい?を掲載します。