- 2012.09.29
- 知っトク
太陽光の現地調査ではこんな点をチェックしています。
養老町Y様邸現地調査寄棟の金属屋根
養老町F様 真南 たてひら葺きの金属屋根
養老町K様 真南 和瓦
今週は3軒の現地調査をさせていただきました。当店では、現地調査はこんな点をチェックしています。
まず
●十分に太陽光があたっているのかチェック
太陽が当たらない場所に太陽電池モジュール(パネル)を設置しても発電されません。日の傾きによって影になったり、影が伸びる冬は大丈夫か等をチェックします。
一部分でも影が入ると、発電量が大きく低下してしまうので、できるだけ影が入らないようにパネルを配置する必要があります。
●パネルを設置できる屋根面をチェック
屋根の形や方角などから、パネルの設置に適した屋根面と大きさをチェックします。
南面は100%発電します。東面85%、西面85% 北面は設置しません。
●屋根材をチェック
太陽電池モジュールの施工方法は、瓦やスレートなど屋根材によって変わります。穴を開けたり、固定用の専用瓦を使ったり、屋根材のよって施工方法が変わります。
使用する部材が変わると工事費も変わってきます。屋根の傷み具合によっては、先に屋根の修繕等が必要になる場合もあります。
●屋根の強度をチェック
屋根にパネルを設置して耐えられるかどうかを調べます。パネルの種類や枚数にもよりますが、一般的に太陽電池モジュールは300Kg〜400Kgあります。
屋根を支えている構造部分を調べ、家屋全体が重量物の設置に耐えられるかどうかを確かめます。
●その他
パワーコンディショナー(直流〜交流に変換する機械)の設置位置を確認。工事の安全性を確保するための作業スペースや資材の搬入方法もチェックします。
にしわきでんきでは、これらのチェックを2人以上で行なっています。確実に調査しお互いにチェックします。見積もり時の事前調査をしっかりすることによって手抜き工事や、落ち度がない見積もり提案をするためです。
大げさのようですが非常にこの過程を大事にしています。ですので基準に合わない場合は、お断りしています。太陽光は、20年以上のお付き合いになります。設置工事での妥協は許されないのです。当店では30年以上のお付き合いになると思って取り組んでいます。
現地調査させていただきました、Y様、F様、K様 より良い設置工法でご提案させていただきますのでよろしくお願いします。